うつ病の時に良くないもの

うつ病の時に行なうとあまり良くないものとしては、能動的なものや上達を迫られるもの、考えるもの、体をかなり疲れさせるものなどが挙げられます。

 

能動的なものとは、反応を迫られるものとも言い換えられます。刺激に対して次々に反応していくことは非常に脳を疲れさせますし、その回復にも時間を要します。

 

例えば、インターネットでウェブサイトを閲覧するような場合、クリックしてページを表示し、そのページを読んで判断した後またクリックといった繰り返し作業が行なわれますが、これは脳を酷使することになります。

 

また、テレビゲームも同じであり、ボタン操作から画面が変わり、それを見て判断した後、またボタンを操作するという繰り返しは脳を酷使します。

 

一般的にストレスを発散させるといわれているような能動的な娯楽は、頭も体も疲れさせることになります。健康な人であればストレスの発散となるのでしょうけれども、うつ病の場合には逆効果となってしまいます。

 

上達を迫られるものとは、結果や成績が残るスポーツや競技などであり、特に他の人と一緒にやるものではどうしても上手くやろうという緊張を生むことになります。そして、みんなの迷惑にならないようにしようとして、自分で自分にストレスをかけてしまい、結果として気疲れの原因になってしまうわけです。

 

考えるものや、体を疲れさせるものは、ストレートに頭や体を疲れさせるので当然良くはありません。