うつ病にかかった場合には
医師からうつ病であると診断された場合は、抗うつ薬などによる薬物治療を受けつつ、とにかく休養することが大事です。
うつ病にかかってそまうと判断力や物事を処理する能力が低下してしまいますから、いつもであれば容易に出来るようなことが出来なかったり、普段よりも何倍もの労力を必要としたりします。
こういった状況で無理をしてしまえば、心も体も疲れ果ててしまうでしょう。そして、その結果としてうつ病の症状をさらに悪くさせてしまうケースもあるのです。
うつ病になるとあらゆる機能や能力が低下し、不安な気持ちが強くなるため物事を悲観的に考えるようになります。このような状態では、いくら考えても正しい判断は下せないでしょう。
ですから、このような状態の時に自分の人生にとって重要な決断をするべきではありません。そういった決断はうつ病が回復してから行なうようにするべきです。
うつ病を改善させるためには、可能な限り何もしないことが大事であり、何も考えないようにすることが大切なのです。何もしないというと、何か罪悪感や後ろめたさというものを感じてしまうかもしれませんが、何もしないことがうつ病にとっては治療となるのであり、それは決して怠けているわけではないのです。
そこで、何かをしなければならないという気持ちになる必要はありません。自然に何かをしたいという気持ちになってくるまで、ゆっくりと待つことが大切なのです。